ADOR代表ミンヒジン「アイドル成功の公式?また違った歴史を『違い』が作る」 NewJeans に関するインタビュー

 

 


記者=
Q:  ミンヒジン=A:

 

趣味で翻訳をしており、素人のため完全に原文そのままのニュアンスが取れた翻訳ではありません。この翻訳文を鵜呑みにするのではなく、一意見として参考にする程度にとどめて頂けたら幸いです。



Q:NewJeans 公開の感想はどうか?予想通りか、それとも想像以上か?

A:結果的には予想通りの反応のようだ。けれどこんなに短く答えると誤解が起きることもありそうだ。

 

Q:どんな誤解か?

A:あまりにも自信満々だ、という誤解だ。自信があったのは事実だが、悩みがなかったわけではない。決定一つ一つに慎重になったため結果が予想通りでも過程が楽だったわけではない。

 

Q:既存アイドルのデビュー公式を破り,MVから公開した。理由と期待した効果について教えてください。

 

A:公式を嫌うほうだ。特に私が考える楽しい文化は公式がないのに近いほうだ。ティーザーの本来の役割は好奇心誘発だが、ある瞬間から慣性のように感じられ、必要性を感じられなかった。 特にすでに多くの関心の中でデビューするのでティーザーが必要ないと思った。 どうせ好奇心のために初公開コンテンツに対する反応が最も大きいと予想したが、私の最大の関心事はその好奇心を有意義な効果に切り替えたいことだった。 私に好意的であれどうであれ、気になって一度は見るから。 その一度の好奇心を韓国の音楽を見て聞く機会に引き出すための戦略的選択だった。 私が選択した曲が既存のK-POP アイドル音楽スタイルではないため、さらに良い曲だとしても学習の時間が必要だと思った。したがって、音楽の長所を極大化し、何度も聞くようにするためには誘引するほどのミュージックビデオが必須だった。 長く待ってくれたファンたちをやきもきさせたくなかった。何よりも私には音楽が最も重要な要素だったので、初公開される時点、その一度の機会が私たちの音楽を無条件に聴取できる絶好の機会だと思った。 そのチャンスをつかみたかった。

 

Q:音楽が特徴的でKPOPらしくない。

A: 独自レーベルを運営しようとした理由は完全に音楽のためだった。 普通、視覚的具現領域と音楽を区分するのが一般的で、私もまた十数年間、そのような環境で働いてきたため、葛藤が大きかった。完璧に私が望む音楽で構成されたアルバムを作ってみたかった。 個人的欲求というよりは、使命感もあったし、それなりの当為があった。 そのため、何よりも音楽に対する外部干渉を受けない環境が必要だったため、独自レーベルを発足したのだ。 レーベルを作る時、独立権保障が唯一の交渉条件だった。 「ヒットするためにはこうでなければならない」というある程度公式化された既存のKポップスタイルを暗黙的に強要されてきた感じだったので、当然視されてきたその公式を破ってみたかった。 成功のために皆が似たようなスタイルを志向するのが業界従事者として残念で、他の方式を提案したかった。 基本に戻って楽に聴ける音楽を出したいという願いがあった。

 

Q:クリエイティブディレクターとレーベル代表の違いはあるか。

A: 活動半径が広がりすぎたため、差が大きくならざるを得ない。以前にも言葉ではクリエイティブディレクターだったが、固定観念より業務領域がはるかに広かった。しかし、代表の役割は本当に違う。社長になることが目標だったというよりは、音楽·振り付けなどクリエイティブディレクター時代には制約があるしかなかった分野の決定権を持つためにやむを得ず代表職が必須だった。NewJeansのローンチングは、個人的にプロデューサーデビュープロジェクトと同様だったため、総括プロデューサーとしての力量集中に全力を尽くした。私が描いたチームの姿は自然そのものだった。そのため、ボーカルトレーニングの方式やボーカルディレクティング、ミックス、マスターのスタイルを従来と違って要求せざるを得なかった。メンバーたちが曲の感じを自ら解釈できるようにすることがとても重要だったため、ガイドボーカルを使わなかった。 誰かの歌唱法を真似しない、自分だけのボーカルスタイルを作れるように努めた。 また、曲を志向する雰囲気のために、合いの手のディテールだけを数十回修正した。 振り付けとミュージックビデオの演出も、自分の作業に対する理解のある監督たちを渉外し、実務担当者を置かずに私が直接進めた。

 

Q:内部の反応はどうだったか。

A:我が家で簡単に聴音会のような時間を用意したが、メンバーたちが心からとても喜んだ。 ADORの構成員も同様の反応だったし。しかし、HYBE内では「物足りない」「大衆性のないスタイル」などの意見もかなりあった。 従来のKPOPアイドル文法ではなく、ヒットが難しいと断言する意見もあった。そのような評価を受けた時は瞬間「本当に理解できないのかな」という不安感も全くなくはなかった。しかし、好みは個人差があるしかない問題だと理解し、当初大衆の好みを100%合わせることは不可能だと思った。 このため結論的には意に介さなかった。 私がやりたい目標がはっきりしていて、選択した曲に自信があったから。

 


 Q:NewJeansで期待するところ、目標するところ、話したいことを話してほしい。

A:『異なる』を提案することを恐れてそうだが、一度提案されて受け入れられれば、また別の歴史が描かれると思う。いつもそうだったし。私が描くNewJeansは本当にとんでもないチームだ。 とんでもなくなろうとしてとんでもないのではなく、最も基本的なことだが実践されなかったことを実践してみるチームになりそうだ。 メンバーたちはすでに私と冒険する準備ができている。 私たちはデビュー前からすでに次のアルバムを構想している。 計画通りに進めば、これもまたとんでもないアルバムになるだろう。デビュー記念に持った食事の席で私が提案したアイデアだが、私の友人たちがとても面白がっていた。 初デビューアルバムがうまくいっても疑いは続く。 一度うまくやっても、みんな次の方が重要だと話す。 うまくやらなければならないという圧迫感と数多くの業務ストレスが多いが、私がこの仕事を始めようとした本質を思い出し、互いに対する信頼でうまく乗り越えてみるつもりだ。 4日の初放送前日の夜、メンバーとのグループチャットで、「代表を失望させません!」 とのメールに「できなくてもいいから楽しくしなさい」と答えた。 実は私は聞くことが出来ない言葉なので、メンバーたちには必ず言ってあげたい言葉でもある。 悲しいが私はいつも上手くしなければならない人だ。だから楽しさにも努力が必要だと思う。 楽しくなろうと努力していると、実際に楽しさに近づき、そのような楽しさが噴き出すエネルギーは常に何よりも強力だ。 私たちは楽しいチームになりたい。


Q:一番大変だった時はいつか。 放り投げよう、と感じたとか。 

A:ほとんど毎日。(笑)みんなそうだろうけど、行ったり来たりしている。 だからといって、楽しさがなく毎回辛いというわけではない。依然として私がなぜここまで働くのか、自問する時が多い。仕事が面白いことはある。 でも面白いからといって辛くないわけではないから。それでも私は些細なところで幸せを発見するタイプなので本当に幸いだと思う。たまに何も考えずに見上げた空を見て幸せを感じるから。漠然と決定権ができれば、何かが少し変わると思った。しかし、決定権ができても以前と少し違うことをしてみるためには、間違いなく誰かと争わなければならない。慣れる頃になったが、毎回大変なのも事実だ。主張をするためには、また結果で証明しなければならないため、負担も大きいし。とにかくそれでもこういうことは少し日常になったが、「뇌피셜:脳内オフィシャル」(根拠のない考えを本当のようにすること )の憶測が事実上最も意欲を落とすようだ。


Q:どんなことか。

A:先日も私の個人インスタグラムの投稿写真が憶測でいわゆる「噛まれた」ことがある。 SNSコミュニティをしていないので伝え聞いた。非常にあっけない内容なので周囲の関係者など知人を含め会社から対応価値のない無視しなければならない事案だと聞いた。しかし、悔しさを嫌う性格でもあり、放置が最善なのか分からず、忙しいところだったが、少し考えてみた。 私は論理的展開が好きな人間なので、それに相応する事案なら訂正すればそれでいいと思うが、想像を基調に攻撃が目的である事案は論理的対応が受け入れられない可能性が高いため困っている。 問題提起時点だけを見ても故意性が疑われるためさらにそうだった。皆無視が答えだと助言したが、無実にやられる理由もない。NewJeansというチームの結果を元気な感じだと好評し、作業意図を疑うほどつじつまの合わない言葉があるだろうか。

  

Q:どのように対応するのか。  

A:事案をミラーリングしてみると、矛盾点がすぐに現れる。 コミュニティなどによくポスティングされるきれいなスクリーンショット、写真を楽しむ人たちがその出所のディテールとストーリーを全て把握して呼応したのだろうか。 本人たちは何の考えもなくスクラップして好きでもいいし、他人は意図的だと主張するほど私には他人事もない。 それとも、彼らが問題視するものをプレゼントしてくれた知人たちが皆問題だというのか。誰かが私にコミュニティの文をキャプチャーして送ってくれて「誹謗人」の性向を指摘した。 彼らは伊藤潤二漫画のヒロイン、トミエと女性芸能人を比較する。これに対して喧嘩を売るネチズンに「誰があんな設定を考えながらトミエに似ていると思うか」「それを見てトミエにバラバラ殺人関連があって、なんとか言いがかりをつけるのがむしろXXのようだが」と言った。 本人たちの意図を曲解するなという意味だが、常識的には同じ脈絡ではないか。 議論の中には、知らない映画と合わせた絵もあるが、絵は全く映画と無関係なだけでなく、小さな写真の中の絵でどんなディテールを論じるというのか。実は、誹謗者たちの虚構小説にこのような添言が情けないほどだ。指摘するとキリがないけど、教えてくれると言われそうでもないし。とにかく虚偽事実流布と冒涜の強度が深刻で、そのまま見過ごしてはならないという会社および色々な意見により民事・刑事訴訟に着手した。 悪質コメントもファンだと思って受け流してきたが法律検討すると違法事項が相当量摘発された。これを契機に今後の問題を予防する次元、メンバーの権益保護のためにもADOR専用法組織を新設することになった。


Q:このことに毅然としていると思った。  

A:悪意的な誹謗に慣れる人が果たしているだろうか。我慢してきた話をちょっとしたい。 どうしても消費層が業に対する理解度が低かったり、協業過程に対する理解が不足しているからかもしれないし、そうしようとすると見逃してきたことが多い。過去のSM時代にも憶測が多かった。クリエイティブ作業は協業者の特性や時期、プロジェクトの性格によって作業形態が毎回同じではない。各プロジェクト別に参加する作業者の寄与度が千差万別でありうるという意味だ。 以前の作業を問題視するならば、より一層その時代には私が総括プロデューサーではなかったので、作業に参加した皆を問題視できるようになる。例えば、ポーズを誘導したフォトグラファー、自発的にポーズを取った芸能人、スタイリングしたスタイリスト、直接演出したミュージックビデオ監督など。 ディレクターの意図とは別に、当時の作業参加者の意図は識別が難しいだけでなく、事例が全て異なるため、あえて問題にするならば、結果物を直接指示したり最終確認した社主まで全て問題にすることができるという意味だ。これまで私の作業が好評を受けた時には「(ミン·ヒジン)一人で作業したのではない」という主張が伴ったりもしたが、そのような主張をしたければ反対の場合にも適用されなければならないのではないか。


Q: 逆に一番やりがいを感じる時はいつか。 

A.私の意図を把握してくれる消費者たちに会った時。 そして、同じように自分の意図に対する十分な共感と共に努力する姿勢ができている構成員を見る時。 これからは本当に娘たちのようなNewJeansのメンバーたちの応援を受ける時。ハニは初放送が終わるやいなやメールを送ってきた。 オーストラリアのハニの家族の方々が私が先日送ったプレゼントを大切にして、デビュー日に合わせて開封した家族パーティーの写真を送ってくれたという内容だった。また、お母さんが代表(ミンヒジン)に差し上げるプレゼントを選んでいるという。 週末に一日中仕事をするために本当に疲弊していたが、そのメッセージを見て涙があふれた。 ハニの母親はすでに以前に私のインスタを見て、オーストラリアからわざわざ米国にデザイン注文を入れてプレゼントを送ってくれたこともあった。 五匹のひよこを抱いている女性の人形だ。 まるでメンバーたちを抱いている自分(ミンヒジン)の姿のようだと。 その贈り物をもらって涙があふれたが、本当に本当に感謝した。ヘインのお母様はデビュー日、注文製作したケーキをメンバーたちとADOR一向にそれぞれ送ってくれた。 私がいつも夜勤をするのを心配してくれて、よく安否を尋ねてくる。 おばあさんもYouTubeでヘインを探してみて好きだという話に「私の両親も娘の仕事なのでNewJeans に関心が溢れている」という話をすると、「代表の両親にもヘインを見せてほしいです」とおっしゃった。 これから家族になるんだから。私の両親も私の準備過程をすべて見たので、当然格別に見るしかない。 「自分の子供は産まずに他人の子供たちをそのように大切に育てるのか」と面白がっていたが、お母様の話を聞いてぞっとした。 何だか同じ気持ちなんだなと思った。


意訳・誤訳あります。一部順不同あります。

 

https://n.news.naver.com/article/025/0003215624?sid=101


https://www.joongang.co.kr/amparticle/25093280